なぜお風呂でテレビを観るのは難しいか

お風呂でテレビを観たい人は多いですが、それを実現するまでに苦労するケースがほとんどです。

なぜ、それほどお風呂でテレビを観るのは難しいのでしょうか。

電波の問題がすべて

難しい理由は、電波が届かないからです。

お風呂は湿気が外に漏れないように密閉された空間です。

最近はタイル張りではなく、ユニットバス(システムバス)の建物も多いですが、密閉されていることに違いはありません。

そのため、電波が届きにくい場所なのです。

ですから、ワンセグテレビ、標準の地デジテレビにおいて、受信が難しくなります。

ポピュラーな方法としては無線モニターを使うこともできます。
リビングのテレビから無線でお風呂に飛ばすものですが、近距離とはいえ無線のため、受信が不安定なケースもあります。(少ないケースですが)

F型プラグからケーブルを這わせてしまえば100%観ることができますが、さすがにリビングからお風呂にケーブルが這っているのは煩雑です。

ということで、たまたまお風呂に電波が届く人にとっては簡単なことですが、多くの人は電波が届かないため、お風呂テレビを実現するのはけっこう難しいことなのです。

防水はたいした問題ではない

お風呂でテレビを観るなら 、当然ながらテレビは防水仕様ではなくてはいけません。

防水加工されている機器は割高になります。
目安としては、倍くらい価格が高くなります。

通常の「ワンセグのポータブルテレビ」は7千円程度。
防水の「ワンセグのポータブルテレビ」は1万5千円程度。

画面の大きさ、品質、ブランド、機能によって、価格はさまざまなですが、「倍くらい違う」というイメージをもっておけば間違いないと思います。

ただ、防水については、単に「防水テレビ」を買えば解決することですから、問題ではありません。
(そのコストを支払えるのであれば)

お風呂テレビがなぜ難しいかといえば、上記で書いたように電波の問題なのです。

テレビを設置するにはリフォームが必要

防水ポータブルテレビをお風呂に持ち込むのではなく、リビングのようにテレビをお風呂に設置したい人もいるでしょう。

いわゆる埋め込み式(壁掛け式)のお風呂テレビです。
誰もが憧れる究極のスタイル。

この方法はなぜ難しいのでしょうか?

アンテナからケーブルを引き込むので、上記で述べたような電波の問題はありません。
しかし、逆に言えば、ケーブルがお風呂に来ている必要があります

お風呂の天井裏にアンテナ分配器が来ているような特殊な家屋でないと、埋め込み式テレビは実現できないのです。

通常の家屋はそんな設計になっていませんので、新築の段階で「埋め込み式のお風呂テレビを実現する設計」をしなくてはなりません。

後になってから埋め込み式のテレビを実現するには、かなり大掛かりなリフォームが必要です。

リフォームが許されない賃貸契約の住まいでは不可能ですし、持ち家の人にとっても簡単なことではありません。

最終更新日:2016/10/05
公開日:2014/1/18

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