半身浴をするなら、お風呂にテレビが欲しい
お風呂の入り方として、半身浴の人気が高まっています。
半身浴とは、以下の3つを満たすような入浴法です。
- 腰程度までの水位
- ぬるいお湯
- 長時間つかる
世界中で人気の健康法です。
なぜ、これが健康にいいのでしょうか。 順番に説明します。
1.腰程度の水位
もし肩までお湯につかってしまうと、ものすごい水圧を受けます。 (一説には500kg以上の水圧)
お風呂に入ってリラックスどころか、ぐったり疲れることはないでしょうか。 肩までお風呂につかると負担が大きいのです。
心臓への負担も大きいため、内臓や血管に疾患を抱えている人は要注意です。高血圧の人も要注意。
また、病み上がりの人、高齢者にとってリスクが大きくなります。
入浴はけっこう危険な行為なんですね。 お風呂が寿命を縮めることになったら意味がありません。
その点、半身浴なら水圧を受けないので、体への負担がない状態であったまることができます。
(注意): 肩までお湯につからないので、上半身が冷えないようにする工夫が必要です。濡れてもいいシャツを羽織る人が多いようです。
冬は特に注意してください。蒸気でお風呂全体を温めておくことをオススメします。
2.ぬるま湯
熱いお湯は筋肉疲労には有効とされますが、神経には逆効果とされます。
ですから、お風呂に入ってリラックスしたいなら、熱いお湯はNGです。 ぬるま湯にした方が心身を休めることができます。
また、ぬるま湯にしないと長時間お湯につかっていることができません。
体の芯からあったまるためには、長時間お風呂に入っている必要があります。 ぬるま湯にしてこそ、体の芯から温まることができるのです。
(注意): むるま湯というのは「熱すぎないお湯」という意味です。体が温まる程度の温度は必要です。
3.長時間の入浴
長時間入ることで体は芯から温まり、心は完全にリラックスできます。
1と2は、心身に負担をかけずに長時間入浴するために必要だったのです。
半身浴のメリット
半身浴のメリットをまとめておきます。
- 心身に負担をかけずに長時間入浴することで、体は芯から温まる。
- 心は芯からリラックスできるので、ストレス発散の効果がある。
- 発汗をうながすので、新陳代謝を促進して美容と健康に役立つ。(ペットボトルに水を入れておいて、 水分をとりながら半身浴してください)
身体が芯から温まる入浴法が「半身浴」なんです。 「冷え」は万病の元なので、「冷え」対策に有効です。
こんな本もありますので、興味のある人は読んでてみください。
お風呂にテレビがあってこその半身浴
さて、ここからが本題です。
半身浴は20~30分程度が望ましいとされます。 (体を洗う時間は入っていませんので勘違いしないでください。お湯につかっている時間が20分以上です)
いざ、半身浴をしようと思っても、暇ではないでしょうか。
30分間ものあいだ、何もない壁にむかってボーっとしているのは、けっこう苦行です。
そこで、本を持ち込んだり、音楽を聴いたりする人が多いそうです。 本は水に濡れても大丈夫なように、紙質の良いファッション誌など。
しかしながら、本を読むとリラックスできない人が多いですし、音楽も毎日30分間ボーっと聞くと、やがて飽きてしまうでしょう。毎回、新しい本とか音楽を用意するのも大変です。
一番ベストは映像ではないでしょうか。 テレビを観ながら半身浴というのが、楽しく続けられる秘訣だと思います。
好きなテレビ番組の時間に入浴すれば、30分なんてあっという間です。
ということで、半身浴をしたい人は、ぜひ当サイトを参考にして、お風呂テレビを試してください。
最終更新日:2016/10/05
公開日:2014/1/18